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解体工事の職人技「縁切り工法」とは?高崎で隣の家を傷つけない特殊な切り離し手順(群馬県高崎市解体ブログ)

2026.08.04




「隣の家と外壁が数センチしか離れていないけれど、我が家だけを安全に解体することはできる?」
「見積もりにある『縁切り工法』って何?普通の解体工事と何が違うのか知りたい」





高崎市内の古い歴史を持つ中心市街地や、古くからの密集した住宅街では、隣の家との隙間がほとんどない物件や、1棟の建物が内部で繋がっている「長屋」が数多く存在します。こうしたデリケートな環境で、自分の敷地にある建物だけを取り壊す際、絶対に欠かせないのが「縁切り(えんきり)工法」という特殊な解体技術です。

縁切り工法とは、解体する建物と『隣の家(またはリフォームで残す側の部屋)』との接合部や境界線を、大型重機を入れる前にあらかじめ手作業や特殊なカッターで完全に切り離し、重機の強い振動や衝撃が隣家に1ミリも伝わらないようにする超精密な解体手法です

「重機で慎重に引っ張れば縁切りは不要」「ただバールで壊すだけの作業」といった、現場の現実を無視した大変危険な噂や思い込みも見られますが、縁切りを怠ると隣の家を巻き添えにして倒壊させる大事故を引き起こしかねません。

縁切り工法の正しい定義や具体的な施工手順、そして高崎市でを依頼する前に必ず知っておくべきトラブル防衛策を解説します。


1. なぜ必要?密集地やリフォーム解体で「縁切り」を行うべき2つのリアルな理由





縁切り工法は、単に見栄えを良くするためのものではありません。隣人の財産と、これからのご近所関係を100%守るための命綱です。





① 【隣の家の外壁や構造を守る】〜連動倒壊のリスクをゼロにする〜

昭和の古い時代に建てられた長屋や、境界線ギリギリに建てられた住宅は、お互いの柱や梁(はり)、あるいは外壁のトタンやコンクリートの基礎が物理的に一体化してしまっているケースが多々あります。
この状態のまま、大型のパワーショベル(重機)で我が家を強引に引っ張ってしまうと、連動してお隣の柱までバリバリと引きちぎられたり、隣の家の壁に巨大な穴が空いたり、最悪の場合は隣の家まで一緒に傾いてしまうという、民法上の不法行為(財産損害)となる大事故を引き起こします。





② 【リフォーム時の耐震強度の維持】〜残す部分を傷つけない〜

一軒家を丸ごと壊すのではなく、間取り変更(リノベーション)や減築のために「家の一部だけを部分的に取り壊す」場合にも縁切り工法が活躍します。
新しく作り直す部屋と、これからも住み続ける部屋の境界線に、あらかじめ1ミリの狂いもない「切れ目」を入れておくことで、解体時の凄まじい振動が残す側の柱や基礎を傷つけるのを防ぎ、マイホームの耐震強度を完璧に維持することができます。






2. プロはどう動く?現場で行われる「縁切り工法」の精密な3ステップ





技術力とコンプライアンス意識の高い解体業者は、重機を敷地内に搬入する前の段階で、以下のような気の遠くなるような手作業による縁切りを徹底します。





ステップ①:【法務局の図面チェックとお隣様への徹底した工法説明】

工事を始める前に、法務局から図面(地積測量図など)を取り寄せ、プロの目で「どこからどこまでがお互いの所有権の境界か」を確定させます。その上で、隣人様のご自宅へ足を運び、「この部分を手作業でこのように切り離します」と、工法と安全対策を記した図面をもとに誠意を持って説明し、事前に書面で合意(同意書)をいただきます。

ステップ②:【ダイヤモンドカッターや特殊チェーンソーによる「手作業の切断」】

重機は一切使わず、高所の足場に職人が登り、コンクリートや鉄骨、木材をスパッと切断できる「ダイヤモンドカッター(コンクリートカッター)」や木造専用の特殊なチェーンソーを使用します。
お互いの家が完全に離れるまで、外壁、屋根のトタン、基礎コンクリートにいたるまで、境界線に沿ってピンポイントで手作業で切り離し(手壊し)を行います。

ステップ③:【切り離した断面の「防水・防風養生」】

長屋などを切り離した場合、お隣の家の壁の内部(断熱材や柱)が一時的に外へ剥き出しの状態になります。
そのまま雨が降ると隣の家が雨漏りだらけになってしまうため、切り離した瞬間に、厚手のブルーシートや防水テープ、ベニヤ板を使って断面を完璧に密閉する「雨養生」を施します。


3. 高崎市のタイトな住宅街で損をしないための業者選びのポイント





見積書にただ「解体工事一式」としか書かれておらず、縁切りの項目が独立していない場合は注意が必要です。高崎市の信頼できる解体専門業者は、以下のような実務を徹底しています。





  • 見積書に「縁切り手壊し費」や「壁補修費」が明確に分けられているか
    ただ壊すだけでなく、残す側やお隣を守るための手作業の人件費、そして切り離した後の外壁補修(防水処理)の予算がどのように積算されているか、透明性の高い内訳を提示してくれる地元業者を選ぶことが、後からの高額な追加請求を防ぐ最大の防衛策です。
  • 近隣交渉のクッション役になってくれるか
    長屋の切り離し解体では、お隣の敷地に足場を少しだけ立てさせてもらったり、上空を通らせてもらう「敷地使用の交渉」が必ず発生します。これを施主様に丸投げせず、業者が間に入って専門知識をもとに誠実に隣人様へ説明してくれるかどうかが、工事を円滑に終わらせるための最大の鍵となります。

4. まとめ:難易度の高い密集地の解体は、卓越した技術を持つ地元のプロへ





隣の家とくっついている建物の取り壊しや、リフォームに伴う部分解体は、単に「パワーで家を無くす作業」ではありません。建物の構造力学への深い理解、1ミリの狂いもなく刃物を入れる繊細な手技、そして何よりもお隣に住む方々の不安に寄り添う「丁寧な対人マナー」が求められる、解体業界の中でも最高峰の難関ジャンルです。





安さだけで選んだ、丸ごと壊す全解体しか経験がない大雑把な業者に任せてしまうと、お隣の家を崩壊させるような大事故を起こし、莫大な損害賠償を請求されるという最悪の結末を招きかねません。





だからこそ、高崎市内の中心市街地や住宅街の構造特性を熟知し、事前の精密な境界調査から、お隣を傷つけない繊細な「縁切り工法」、そして工事後の確実な防水養生までを一括して任せられる高崎市の専門業者へご相談ください。





解体専科ミライエでは、高崎市を中心に群馬県内すべての地域に対応しております。

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